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執筆者の写真magical

今を大切に

前回「大切なお知らせ」として書いた記事は

精神的によくないなぁと思い取り下げました。

申し訳ありません。


もしも前回の記事を読み、ご心配してくださった方がいらっしゃったら

今はいろんな病院の先生に相談しつつ、経過を観察し、毎日家族で最善とは何かを考えていること

私がどんな時もうちの子たちを強く愛し、猫ファースト精神は変わらないということをご報告しておきます。


そして、記事を取り下げてしまったので再度書かせていただきます。



今年中に販売会&受注展示会をと思っていましたが諸事情により少し保留させていただきます。

お洋服の販売についても、通販を通して受注を検討しています。


諸事情により、今後の確かな見通しが今の時点ではたっていません。

申し訳ないです。


今後はきちんと決まりましたら、またお知らせさせていただきますね。





さて。気を取り直して、ニャンフェスが中止になったためにネットショップを開店することとなりました。


ついに、明日21時からオープンいたします。

期間はまた1ヶ月ほどになると思います。


そして、めっちゃかわいいものたくさんあるので。

ぜひオープンしたら見てください。


今回はアクセサリーも少し販売いたします。



自分で言うのも何だけど、magicalにしかないものたち

はちゃめちゃにかわいいものばかりだと思うんですよね。←


magicalの作品は基本的に私ひとりで生み出しています。

(テキスタイルやプリントものは業者さんにお願いしていますが)


私の初めてのファッションの先生であるアドバイザーの母に相談することは多々あります。

でも、構想してデザインして画像編集したり描いたりという作業を何日もかけてテキスタイルを作り

パターン作って、何度も改善してやっと裁断、サンプル作って

そこでも修正して、やっと本縫いして出来上がったものたちばかりです。


そうやってたくさんの時間と労力をかけて生み出した子たちなのです。


実際問題、売れなければ生活できないし破綻していく。

(先日、大きなブランドが7900万の負債をかかえて破産したという記事を読みました。)


アパレルはファストファッションが参入している今、とても難しい時代に来ていることをビシビシと感じています。


でも、私はファストファッションでは手に入らないものが好きなのです。



母がパターンから本縫いまで夜なべして作ってくれた猫柄のワンピース

20代の頃にアメリカで見つけた70年代のヴィンテージのワンピースたち

必死にお金を貯めて手に入れたツモリチサトのドレスに

どうしてもほしかった猫のおてて型の指輪や、ヴィンテージのハンドバッグ。


誰かの宝物のひとつであるようなものを作りたいし、ずっとそばにいるものを作りたいし

ただそこにあるものではなく意味のあるものを、伝えたい事を伝えるためのものを、作り続けていきたいとそう思っています。


ファストファッションは、安くてかわいいものもあります。

便利だし、お財布に優しい。そんなふうに手に取る時が私にもありました。


でも、先日「ザ・トゥルーコスト〜ファストファッション 真の代償〜」というDVDを観る機会がありました。


ファストファッションのように安く手に入るものたちの影では

大勢の人や動物が泣いているのです。


捨てられるために作られるもの、いつか売るために作られるもの。

そういうことがものの作り方が正しいとは思えない。


知らなかった時に買ったファストファッションで購入したものは作った方々の想いを大切に使います。

でも、今後はものづくりを愛している人から買いたい。


ブラックな環境で働くことの辛さと苦しみを、私は身を以て知っています。

怒鳴られ朝も昼も夜も関係ない。

または仕事が全くもらえない。空気のような存在になる。

それでも生活のためには働くしかない。会社に行くしかない。

そうやって精神は追い詰められていく。


そんなことがまかり通る人生で良いはずがない。

たったひとつの大切な命であり、人生なのです。


だからこそ、私は幸せに、豊かにものづくりをしている人を応援したい。

そうやって私も生きていきたい。

そういう人を応援して、ブラックな人たちの労働環境を見直していく世の中であってほしい。


もちろん、楽しい、嬉しい、幸せ、それだけではやっていけない厳しい現実もあります。

何事も楽しいばかりではありません。


だけど、私はつくることを愛しているし、その気持ちは揺らがない。


ものづくりを愛しているからこそ生まれる、難しい、悔しい、苦しい、辛いという感情。

そしてその先にあるのが幸せなのです。


だからこそ負の感情もしっかりと受け止めて、くじけずに前を向いてものづくりに取り組みたい。

それらを含めてこその豊かだと感じています。


そのバックグラウンドごと、magicalのものを手に取る方々に伝えていけたらなと

そう考えています。






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