もう、何年も前から米津玄師くんがつくる音楽や言葉がとても好きで。
最近、だんだん有名になってきて、知名度もグンと上がっているように感じる。
そんな彼の無料招待制ライブに‥いつだったかもう忘れたけれど、ちょっと前に行ったんですよ。
その時、米津くんの歌を聴きながら涙を流す女の子をみた。
もう、ライブに行ったのは数ヶ月前で、いつ行ったかも覚えていないのに
あの女の子の涙は忘れられない。
自分の作った物が、他者のこころを動かすということが、どれほどすごいことか。
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先日、知人に野良猫さんを0にしたいんだ。保護活動をしたいんだということを話した時
「それはあまり大きな声で言わない方がいいかもね」
と言われた。
こーゆうことを言われるのは、初めての経験じゃない。
たぶん、私のことを「ちょっと変な人」と思ったのかな。
その人は、悪い人じゃない。
なんなら、とても優しい人。
ただ、猫さん達の現実をまったく知らないんだと思うんだけどね。
いくらでも、その場で訂正はできたと思うけれど
話しの流れの中で、きちんと受け止めてほしいことが今じゃ伝えられないと感じて
私がどうして野良猫さんを0にしたいかという本当に詳しい説明はしなかった。
ただ、私の作っているブランドでは虐待されてできた素材は使わないということ、
収益の一部は保護施設に寄付したり、自身の保護活動としていることを話したら
その人は虐待って!?みたいなかんじでね。
初耳のことが多かったみたいで、「ヤダー!」と反応が返ってきたけれど
その人以外にも何人か人がいたもので
その場の空気はなんとも言えないものになっていた。
あぁ、伝える時と場所を間違えたかな、なんて少し思った。
でも私は、変な人だと思われようが、野良猫さんを0にしたいって全力で啓発し続けるし
保護活動も微力だけど、やめない。
だって、救えない子がたくさんいる中で
その現実さえ全く知らない人が世の中にいることが、とても悔しい。
私のまわりは動物さんに優しい人が多いから
今までは私たちの感覚が普通だと思っていたけれど
その人の感覚も世間一般の感覚なんだろうな、と感じた。
その人が悪いわけじゃなく、日本の動物さん達に対しての態度が
人にこんな台詞を言わせているんだろう、なんて思う。
目の前の人に理解してもらえなくて、他の人に理解してもらえるとは思えない。
まずはあの人たちに、きちんと現実を知ってもらえるように頑張ろうって、そう思う。
人のこころを動かすことって、動かす言葉をきちんと正しく伝えることって
本当に難しいことだと思う。
それでも、本当に素晴らしいことだよなって。
私も人のこころを動かす存在になりたいなって。
そんな風に、日々思い精進する次第です。